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あの人が躁うつになったら―双極性障害の伴侶とともに |田中 雅子 /ジュリー・A.ファスト /ジョン・D.プレストン

あの人が躁うつになったら―双極性障害の伴侶とともにあの人が躁うつになったら―双極性障害の伴侶とともに
田中 雅子 /ジュリー・A.ファスト /ジョン・D.プレストン
オープンナレッジ 刊
発売日 2006-07




躁うつ病、あくまでもパートナー(家族)向け 2007-06-17
この本はあくまでもパートナー向けに書かれていること、原書がアメリカということもあって(パートナーと患者双方の)リストによる自己管理を行うことを目的に書かれていること、この二点に於いて患者本人向きの本とは言い難いです。
パートナーによる「躁・鬱の要因(前兆)リスト」の作成は患者には重荷になる可能性もあります。逆にパートナーがリストの作成を拒んでいるのに、患者側から押し付けようとするのも良いこととは思えません。
しかしながら、「パートナー(もしくは家族)に病気への理解とより良い対応をして欲しい」という切実な願望を患者本人が多少でも叶えるには、この本は良書だと思います。ただパートナーに読んでもらうだけでも良いと思います。

躁うつ病患者本人の場合、リストを作る行為が躁や欝に移行する可能性もあるので、必ずしも良い結果になるとは限らない気がします。

躁うつ病当事者です。 2007-05-10
双極2型障害と診断がつき、気分安定薬(炭酸リチウム)の治療がはじまる前に読みはじめました。
それまで自分の気分のジェットコースターのような上下動に翻弄されていました。

この本には躁うつ病に伴う具体的な症状、状態が簡潔に述べられているので、自分の症状と心当たりのある点が多く、病識を持つのに大変役立ちました。まず自分が病気であるという認識を持つところが治療の出発点だと思います。

私が双極性障害でつらかった点は、軽躁のときの軽い万能感による高い自己認識と、欝のときの低すぎる自己認識のギャップでした。軽躁のときが本来の自分だと思っているため、自己評価を統一できないのです。
どちらも自分で、わたしは気分屋である、人より波が少し激しいのだ、と思えたら楽になりました。

この本には、アルコールやカフェインなどの刺激を控えるべきと書いてあります。確かに控えると穏やかさが増しましたが、人に迷惑をかけない範囲ならいいんじゃないかと思います。波がまったくないのはつまらないですもんw



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